社内実技試験

■社内実技試験
 いよいよ試験である。来週本試験なので事前の模擬試験のようなものである。自分には秘策があった。毎回スタミナ不足で息切れしながらの作業であったので、アミノ酸を補給して試験にのぞんだ
 本番と同じでタイムが厳格に問われる。
 アミノ酸のおかげで息切れなどはなかった。終了時間は制限時間2時間に対し、2時間18分であった。もちろん、最後の方である。
 そして、採点評価である。先生が、見た目のチェックを約50項目を一人づつ採点し、寸法は各自が全部測定して行う。
 自分への評価は、『これでは、間違いなく落ちます』ということであった。これで、3回目である。
 一番の問題はノコギリで正確に切れていない点である。丸太の斜め切りがあると、垣根は全てパーに近い。今回は、竹も切れていない。寸法が間違っている。結束は1つのみ違っているなど、練習では出なかった考えらないミスが続出した。
 学校の方では時間外の練習に実習場を開けてくれるが、誰も使わない。
 正当な評価をいただいたが、自分の中でなんとかしようという気がまったく起きないのは何故だろうか!
 やはり受験などすべきではなかった。造園管理は特技としておこう。
 一年の計画倒れは元旦にあった!

■「杖ことば」(五木寛之著、学研、2014年)を読む。
「私自身、もう駄目だと思うときに、いくつかの言葉によって、ささえられて、今日まで生き延びてきました。」
「〜寺に行けば必ずなにか得るものがある。」
「我は濁れる水に宿らん」
「世間虚仮 唯物是真・・・世間は空しい、仏の教えのみが真実だ」(聖徳太子
「お酒は百薬の長ではない!」
「雑事に埋もれた一生であった」
「人間はしょせん地球という星の寄生虫にすぎません。」
「人に大きな恩を与えることは、じつに危険なことである。」
「笑うことは免疫力を高め、自然治癒力を強化する〜」
「しかしいまは七十なんていうのは、高齢化社会の一年生みたいなものです。」
「かつてあったことは、これからも起こる。太陽の下、新しいものは何ひとつない」
「私が六十歳になったと同時に車の運転をやめたのも〜」
「〜明日死ぬとわかっていても、するのが養生なのです。」
「すべてを知っているという思いこみが、わからないものは不要だ、という立場になります。」
「下痢と風邪は体の大掃除」
「天が大きな使命をその人物に与えようとすると、必ず最初にその人物の精神をとことん苦しめて、鍛え上げる。精神だけでなく、筋骨を痛めつけ、その肉体を飢えさせ、その人の生活は困窮し、やることなすことすべて空回りして、うまくいかなくなる。」
「逃げるが勝ち」「逃散」
「諦める=明らかにして究める」(自分のHPのヘッダーにも使っている。)
「〜定職もなし、すべき仕事もなし。ただありあまる時間を、心のおもむくままに町を歩き〜」
「〜自分の枠をこえて、大いなるものと一体になる至高体験〜」
「君はいたるところで死を待ちうけよ」(セネカ
「人を押しのけた人間だけが帰ってこられた。」
「人生に決められた目的はない」