無題

■無題
 朝から雨である。そのため、送迎しないことにした。今日こそは何もしないぞ!と決意したものの、昼近くになって日差しが出て来たので5kmほど散歩する。
 いたち川沿いの桜は満開のようだ。どうも花見は馴染めない。思い出すことは軍歌である。咲いた花なら散るのが定め、が頭をよぎる。やはり花より団子が似合っている。
 「♪命は一つ、人生は一回だから〜」と歌った歌手が亡くなった。「♪拝啓 僕はとっても残念でした。あの日、君がホワイトジーンでなかったことを〜」と書いた歌手が亡くなった。

■「スズメの謎」(三上 修著、誠文堂新光社、2012年)を読む。
「〜スズメは、人がいるということを利用して、天敵に襲われないようにしている〜」
「〜ほとんどの鳥類は、卵を抱くために母親のお腹の羽が抜けます。」
「だいたい1年に2回から3回、子育てをします。」
「スズメの数は1800万羽」
「昆虫を数える時は、“匹”でもよいですが、学術的には“頭”を使います。」
「地図は、野外調査の基本中の基本です。」
「〜1990年から2010年の20年間に、少なくとも5割は減少したと考えています。」
「〜スズメは稲の害虫や雑草の種子を食べてくれるので、スズメの有益性は大きい〜」
「雀の子 そこのけそこのけお馬が通る」(小林一茶
「〜我々の便利さは、ほかの生き物の生息地を奪ってできているわけです。」
「科学というものは、世界を理解するためのものです。」
「〜世の中、まだまだわからないことだらけです。」
「〜ものを見るためには、知識があってこそ見えてくるものがあるからです。」