ヤブカンゾウ

ヤブカンゾウ
 今日も昨日に引き続き何もやる気がない。こういう時は自分の調子に従おうと何もしないつもりでいた。本も読まないが、少し借りておいた方がいいと考えた。いつもなら、本館へ行くのであるが、どうも行く気がしないので、校下の分館にした。腹も空かないが、年寄りは肉を食べろ!という言葉が頭にあり物色していたが、焼くだけなので自分でもできると考えスーパーへ向かう。しかし、ステーキ用の肉はなかったので手ぶらで帰ってきた。
 実家の前にヤブカンゾウが咲いている。草むしりした時に抜いてしまったが、球根なので新しいのが出たらしい。
 久しぶりに映画を真剣に見た。事故で無人島に流されて4年間暮らし、筏を作って救助され、戻って見ると自分の葬式は終わっており、奥さんが別の人と家庭を築いているという話である。無人島生活から見始めたが久しぶりで真剣に見た映画であった。

■「電王」(高嶋哲夫著、幻冬舎、2016年)を読む。
「〜目立たないことが学校生活を無難にすごす一つの方法だった。」
「将棋の世界では二度目はないと思わなければならない。一手がすべてを決めてしまう。」
「医者に言われても止めようとしない。人生を投げてしまっている。」
「人にはそれぞれ生き方があり、行き着く先は決まっている。たかだか数十年長いか短いかだけだ。」
「どんなことにも努力では補えないものがある〜」
「恵まれた能力を持つ者たちが最大の努力をしてトップを競い合い、地位を維持できる世界だ。」
「人間の最大の利点は反省し、改善することだ。」
「負けることも知っておかなきゃな。勝ってばかりだと、負けたときに立ち上がれなくなる」
「学ぼうと思えば独学でも十分やれる」
「最高の頭脳の持ち主が、必死に競い合っているんだ。それが最先端のプロの世界だ。」
「マシンを手動に切り替えた。」