無題

■無題
 今日は三番目が帰省する曜日である。高速バスへの迎えのために朝5時に家人を起こす。いつもの、アッシー生活の幕が上がる。
 家人を職場に送り届けて、しばしコーヒータイムがあるのであるが、バイトへの送りがあるので、帰宅し小一時間眠る。
 先日買った上着の調子はいい。今日のような日には最適である。しかし、腹囲に合わせてサイズを選んだので袖が長過ぎである。よく見ると、高いだけあって、袖がマジックテープで絞れるようになっている。さっそく、絞っで見たが時計がでなくなってしまった。
 昼食は、悩んだ結果冷凍食品を研究することにした。今までは手付かずの分野である。豪勢に、ヒレカツカレーにしたが、あまり美味しくはなかったね。もう少し試すが、どうも一時的になりそうだ。
 冷蔵庫の中に賞味期限切れの心太があった。まあ、死ぬことも無いだろうと一緒に食べる。
 バイトへ送って、迎えるまでに4時間ほど時間があるので、書店に行く。まあ、図書館のついでである。なんか、自分のための本と思えるタイトルばかり目に付くなあ。
 安楽病棟、臨終学、やばい老人になろう、老いる技術、悠々として人生を降りる、人生の終い方、現代貧乏物語、老後破綻、老後親子破産、下流老人、貧困クライシス・・・・。
 ほとんどの書棚を見て回ったが、社会が病んでいるのが分かったようだ。
 家人を迎えるまで時間があるし、雨も降っていないので、実家の前庭を少し片づけた。近所にマキストーブの家があり、剪定クズをもっていって使ってもらっている。
 リサイクルというか廃物利用である。

■「何様」(朝井リョウ著、新潮社、2016年)を読む。
「〜散歩が趣味だという男は本当に実在するんだ〜」
「社内でよく耳にする様々な言葉は、もはや本来の意味を失っているただの音だ。」