睡眠資産

■睡眠資産
 世の中休みということで、混んでいる店には行かないことにしていた。しかし、ボケーッとしても一日は一日である。ゆっくり眠っていたかったが、雨が降ってないので散歩をこなす。4kmの距離である。帰り際にポツポツ降って来た。
 次に買い物である。いつものを買うと霰(あられ)が降って来た。初ではなかろうか。近所ではタイヤ交換をされている。明日の予報は雪ということである。
 昨日は登山後充分に眠り、夜も眠り、今日の昼も眠る。こういうのを睡眠資産とでもいうかな?あまり聞いたことはない。
 15時になって家族が戻って来た。そして車が空いているという。これを解釈すれば、ごろんと横になっていては、教育上良くないので散歩でもしてきたらという意味である。車で出たところで、電話がなり戻される。送り迎えである。
 そこで、途中で降ろしてもらう。西町では、クレープ屋さんに長蛇の列が出来ている。50人以上はいたようだ。暇なのでスタバに入って本を読もうと入る。ところが、ここでも長蛇の列。まず、座席を確保しようと中を回ったが空いておらず、そのまま傘を差して帰宅する。そして、また眠る。
 ここまで眠れるのはやはり、大きな病気が隠れているのではなかろうか、などと考える。

■「田舎暮らしと哲学」(木原武一著、新潮社、2017年)を読む。(その1)
「パンドラはもろもろの禍の詰まった箱を開いた。さまざまな禍が人間界に広がっていたが、最期に希望が残った。実は、これこそ禍のうちでもっとも悪しきものである。希望は人間の苦痛を引き延ばすからである。」(ニーチェ
「存在は非存在によって、より強く、より深く、認識される」(ヘーゲル
「技術史では、コンクリートの発明は、古代ローマ人に帰せられる唯一の大発明とされている。」
「〜人間の文化はすべて遊びであり、遊びに不可欠なのは真剣さである〜」(ホイジンガ
「自分は何をしたいかわからないといったことを他人に相談する人がいるとしたら、それは自己喪失のあらわれにほかならない。」
「人間とは精神である」(キルケゴール
「心の不安を鎮める最良の方法は、最悪の事態を覚悟することである。」
「ふだん見慣れていたものがなくなると、心が不安定になるものである。」
「桃栗三年、柿八年、柚子の大馬鹿十三年、人は一生成り成らず」
「沖縄〜イヌマキが建材として利用されている〜」
「カエデは葉がカエルの手足に似ているところからつけられた〜」
「ソロー〜一日四時間を自然探索のための散歩を日課としていた〜」
「人間にとって何がいちばん難しいか〜自分自身を知ることだ」(タレス
タネツケバナは種漬け花で、稲の種もみを水につけて〜」
「有用と思えないもの、美しいと感じられないものは、家に置くべきではない」(ウィリアム・モリス