■雨

 天気予報は午後から雨予報になっていた。今日は車の定期点検があり、家人は自転車で通勤した。1時間ほど早退できれば送り迎え出来ると説得していたが、どうせ大した雨ではないだろうと何の根拠で判断しているか分からず。

 車の定期点検では、無料の自動販売機があるので、お代わりしながらゆっくりする。1時間は掛かると見ていたが、30分ほどで終わった。

 続いては、讃岐うどんの施しを受けることになっているが、開店が11時なので公園で時間調整する。風が少し強くいい気持ちである。

 いつもはうどんを食べて行くが、午後から駅前に用事があるので、昼食は駅前と決めていたので、引換券だけもらう。帰宅してから駅前まで歩こうと考えていたら、大粒の雨が強く降ってきた。西の空は白く明るいので通り雨と判断して、弱まったタイミングで徒歩で出掛ける。傘が差せるのでいい塩梅である。しかし、バス停付近で雨脚がひどくなり、徒歩は断念しバスを待つ。

 数分で乗ることができた。しかし、バスは変な場所で停車する。見れば山王祭りの準備をしている。もうそんな時期になった。一年の半分ということを認識する。そして、あまり熱心に生活して来なかったことも思い出す。

 駅前に着いた。ちょっと贅沢にワンコインランチにしようとエレベーターを昇る。店の前には、ワンコインランチの案内がない。半ば気落ちして入店したら、座席にワンコインランチのメニューがあった。今日は空いていたので、ゆっくりすることができた。

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■「用事のない旅」(森 まゆみ著、産業編集センター、2019年)を読む。

「人生、そんなに長くはないんだから。」

「~待つというのはただ待つだけだ。」

「~森鴎外自身は~家では‘’勉強の妨げになる‘’と酒を置かなかった。」

「景観は観光のために整備するものではない。」

「未来を拘束されるのが嫌だからだ。」

「観光客より住民が幸せになる施設を~」