個室にて

■個室にて

 今日も朝から体調がひどい。幸い、医療機関に予約を入れてあるので、気持ち的には焦りは無い。

 医療機関へいく場合の朝は抜きである。
 家人を送った脚で、病院に向かう。車の中で問診票を書かされる。そのなかに、コロナ検査を希望しますか?というのがあり、洒落で○を付けた。直ぐに長い綿棒を持った看護師さんがくるぞと暑い中、窓を開けてまっていたら、電話が鳴るはずが、車まで来て診察を受けるように指示される。

 症状をかいつまんで話すと、まずは、レントゲンである。まあ、症状が咳なので当然か。ついで、指に挟んで血中酸素濃度を測定する器械(パルスオキシメーターだったかね)で検査すると、80代であった。健康な人なら90代後半である。そこからの動きは速かったね。県内で一番大きな病院に紹介状を書いてくれた。やはり、心臓の病気が遠因であろうと記述してあった。

 直ぐに、大病院へ行くも、激混みである。

 医者の紹介状に従って循環器内科から始まる。かかりつけ医と似たような見解であった。すると、念のためにCTを撮って見ますかと言われ、追加検査すると、呼吸器内科の先生が主治医になるということであった。これでは終わらず、別の科の検査も行い、全部で3科の検査を受けたことになる。血液検査は2回、血圧測定は3回と同じ検査室を何度も入る。

 午前中の10時前に入ったにもかかわらず、検査を終わったのが17時であった。そして、直ぐに入院を指示された。

 個室であった。個室は、いろいろ考えるのに都合がいいね。もう既にやることは決まっている。小説の執筆である。

 夕飯である。

 幸い、院内はWi-Fiがつながるので便利になったものだ。