■歯科医院
登山の疲れからか朝から心地いい疲労を感じる。今日の予定は歯医者へ行って親知らずを抜いてもらうことである。今日も9時30分に入る。本を読む気力がないので雑誌をめくっていたら呼ばれて、2時の予約になってます、大丈夫ですか?と病人にでも言うように諭される。こっちは、歯医者イコール10時に決めていたはずであるが、予約した時の状況など忘れてしまっている。
いったん歩いて帰宅する。その後、少し眠ったようだ。気が付くと13時を回っている。昼御飯抜きで再び歯医者迄歩く。親知らずを抜く時は掛かりっきりなるためか他の予約者を入れないようだ。
自分は麻酔の効きが悪いので倍ほど打ってもらう。医者は、いろいろな器具を取っ替えて抜こうとする。なぜか押し付ける器具が多く驚いた。でも終わりの方ではペンチのような器具で挟んで抜こうとする事数回。1時間あまりにの格闘の末、出された結論は抜けません、ということであった。普通の歯とは違うらしい。
もともと、歯が悪くての治療ではなく、歯と歯の間にモノが詰まり易く、放置しておくと虫歯になるので親知らずを抜きましょうという流れであった。結果、親知らずを半分ほど削り隙間を大きくし、モノが詰まっても取れやすいようになった。
麻酔が切れた後は、うずいて何もする気が起きない。こんな歯になっているとは親でも知らないだろう。
フォレストリーダー協会からと森林インストラクター協会から同時に封書が届いた。歯が痛くて思考力がないので封だけ切った。
■「団塊の後」(堺屋太一著、毎日新聞出版、2017年)を読む。
「魅力がないほど安全なことはない。」
「~結局は国民の生涯を規格化すること~」
「‘’欲ない、夢ない、やる気ない‘’の‘’3Yない‘’ですね。」
「~後続車誘導免許~」
「人口は減っても、世界の人に心配を植え付け、通院回数を増やし投薬の種類を増やせば、医療の需要は増えます」
「高齢者は、低下する対応力と燃え残る意欲のギャップに苦しむらしいよ」
「人間は生きるために喰うのであって、喰うために生きるのではない」
「タダでも要らんものは要らん」
「日本はかつて夢見た理想の国、いわば‘’天国‘’を実現したのです」
「天国には‘’昇り階段‘’がない!」
「敵のいない敗戦」