■長野方面
先週は雨にたたられた長野旅行のリベンジである。戸隠神社と善光寺なので、あまり歩かないと考えて、朝6時ごろから公園を歩く。陽射しがあると暑いので、影の中を行ったり来たりして8千歩ぐらいまで稼ぎ帰宅する。
出発時刻まで、ひと眠りする。
最初に向かったのは、道の駅であった。先週もいろいろ買ったが既にない。今回は、桃一箱、ぶどう一箱に加え、野菜などをたくさん買った。誰が食べるのだろう。半分以上は自分の口に入る予定である。
続いて、戸隠神社である。ここは、知人のTさん達と来たことがあった。しかし、今回向かったのは、戸隠神社の奥社であった。駐車場から約2kmの登山道のような参道を歩く。自分は、途中から家族から離れてしまった。道端の花や、落ちている木の実が気になる。
そこで、戻る時に会うことにした。
しかし、もう奥社まで50mのところで家族が戻って来た。ああ、戸隠神社敗退であった。
これだったら、早朝に歩く必要は全くなかった。途中、見慣れた中社の前を通り、おやきを買いに鬼無里に向かう。しかし、定休日であった。調べると、これから向かう善光寺にもあるので、そっちで期待であった。
善光寺は、「善」だらけである。こんな話を聞いたことがあった。約65年ほど前の話である。山田村の男性と婦中町の女性が結婚され、新婚旅行先は善光寺であった。ここで暗闇の中で仏様から伸びている鍵のようなものを触ることが出来ればいいことがあるという。新婚旅行の男女は、触ることが出来た。これに、大喜びをしていた。そうして、長男が生まれた。ここは、目出たい善光寺にあやかって、善の字の名前を付けた。
その後、その赤ん坊がどうなったかは、誰も知らない。