いなり黒うどん

■いなり黒うどん

 コビック19がパンデミック状態になっている。今朝の新聞を読んで驚いた。感染者が県内に滞在しただけで一面トップ記事である。このような時は、不要不急な外出は控えた方がいいだろう。そうなると、自分のような失業者は外出することが無くなる。これじゃ、ダメジャン春風亭~。

 今日も予定はなかった。時期的に山へ行きたいという気持ちがなんとなく出て来た。そうして、どうせなら干支登山がいいと考えた。今年はネズミである。「子年」ともいうので、「子」の付く山として二子山が候補になった。しかし、富山百山にも入っておらず、マイナーなイメージである。マイナー=整備不良=危険という公式が頭を過ぎった。しかし、自宅から近いので、さしずめ登山口の確認をすることにした。30分ほどで到着する計算であった。ナビにする目印がないので、県道とバス停を頼って走る。途中、落石がおり枝も落ちているがけっぷしを通る。まあ、すれ違いは出来ない。ところが、登山口に近づくと急に道路が広くなった。

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 今日はここまでである。後日よい天気の日に、下見で登って問題が無ければ、皆で行きたいと考えている。

 そろそろ昼時刻になる。黒うどんを食べようと考えていたが、どうやって食べようかと考えていた。テンプラを乗せるだけでもいいが、大きないなりで食べることにした。そのため、油揚げを買った。帰宅後、いなりあげを作る。今思えば、事前にネットなどで調べれば良かったが、勘で作ったため、なんとか食べられる程度にしかならなかっか。平たく言えば失敗である。

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 うどんの味はいいが、いなりあげが濃すぎた。出汁に付けると食べやすくなった。

■「人の世界」(丸山健二著、田畑書店、2019年)を読む。

「特殊な生き物に過ぎぬ人間の営みについて、~要するに腹黒い企みに尽きる~」

「途方もなく簡略化された人生を送る俺という人間~」

「~良い社会人や模範的市民という、国家に騙されやすい国民の一員ではない。」

「死者は生者のあとに付き添うべし!」

「~人生の総決算とはどこまでも無縁な、生きる望みも絶え果てた一介の勤め人。」

「おれは、生きているあいだも、死んでからも、一陣の風という存在を堅持するつもりだよ。それも、どこ吹く風という名の風さ。」