無題

■無題

 今日はいい天気である。いつもは、前日に予定を立てることが多いが今日は何も決めていない。久しぶりにというかいつものようにゆっくりしようとダラダラと構える。

 午前中に近くを散歩ということでほぼ決まっていたが、テレビを見ると山の特集番組をやっており、食いつくように見てしまったので午前中は終わってしまった。そこで、午後から向かうセカンドオフィスが開いているかどうかの確認でサンダルを履いて出かける。しかし、休業日であった。これで、午後からの予定も難しくなった。

 昼食を作ってたべたものの、コーンを入れすぎてしまった。ふと、音楽を聴きたくなったので、1970年代のフォークソングを聞き、ボ~ッとする。そして、少し元気が出て来たので病院の中の喫茶店に行くことにした。今の時期に病院は危険視されているのか、空いていた。

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 しばらくすると、来年度のフォレストリーダーの申請が届いた。昨年は4月の実施はなかったが、今年は始まるようだ。責任者の方もセカンドオフィスに来られたので世間話をしつつ、申請内容について話をする。今回は自分が講座担当ということになっていた。テーマが大きすぎて絞り切れないので、別途打合せが必要と応えた。

 帰宅後、カラスザンショウの実を処理する。ピンセットで一個ずつなのでテレビを見ながらつんま~っとやる。まるで内職の様だ。木の実は必ず使われるとは限らないので処理したのが全て無駄になるということもよくある。しかし、何かに役立って欲しいと思って処理しているのである。

■「ぱくりぱくられし」(木皿 泉著、紀伊國屋書店、2019年)を読む。

「科学の発展が必ずしも人を幸せにしない~」

「何かのためだけに特化したものって、それ以外の場では全く意味を持たない~」

「~地球は欲望のために混沌としてきたのかもしれない。」

「糖尿病も増えているそうです。」

「~みんなは、幸せっていうと、ずっと続くものだと思ってますよ。」

「家族って国に利用されるためにあるような気がするんですよ。」

「~この世は全てゲームだと思っている~」

「怪物と戦う者は自らも怪物になる事に気をつけよ」

「一度、競争することをやめてみたら、けっこう快適な生活がおくれるんじゃないかと思うんですが。」

「すべての思想は極限にまでおしすすめれば必ず、その思想を実践する人間に破滅をもたらす~」

「これさえあれば、大丈夫なんて、そんなもの、この世にないの」

「そろそろ最後の日かなとなると友人を招いて、楽しい話をして大いに盛り上がって、で、死んでゆくという。」

「テーマというと、なぜか疎外されたもの、影や傷ついたものや病んだもの、なべてマイナスイメージの方が上等だという思い込みがある~」

「読書は量より質だ~」

「~幸せには普遍的な答えはない~」

「みんな、時間は永遠に続くと思っていた。」

「私が賢くなると、この世はうまくゆかないらしい。」

「自由とは、重い通りにすることではない。からっぽの箱を持ってニュートラルな状態でいることだ。」

「虫や花を愛でることは、我々人間もまたはかない存在だと知ることだからだ。」

「~人のせいにして生きてゆく人生は絶対にイヤだ。」