入れず

■入れず

 今朝は5時過ぎに気持ちよく目覚めた。この地方の方言で言うと”ダラのように、眠り呆けた!”となる。記憶をたどるが眠りについた記憶がない。そして、途中も起きなかった、深い深い睡眠であったようだ。今日の予定は、8時過ぎに知人のTさんと里山散策である。何か、久しぶりに時間が取れるとのこと。やはり、この時期の里山の感じが好きなようである。

 さて、目覚めたがもうひと眠りという感じではなかった。こういう日は、音楽である。ユーチューブでモーツァルトを掛ける。小一時間聞いてから行動開始である。家人が起きる前にタケノコのテンプラを揚げる。

 知人のTさんに迎えに来ていただいて里山へ向かう。今日もいい気持である。自然に足が速くなったようで、自分がブレーキをかける始末であった。適当に登り坂もあり、下りもあり水平道もありといい遊歩道である。うっすらと汗もかいたので1時間ほどで切り上げる。

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 午前中、お茶をして別れる。私は、途中で降ろしてもらい歩数を稼ぐ。帰宅したが、子供が授業中でゲットアウトであった。居間には入れなかった。

 しばらく、車の中で過ごす。歩数が足りなかったので車を置いて徒歩で向かう。関係者しか通じないが”光沢クロメート”に向かう。ここでは、入店する入り口で体温測定をやっている。何気なく測定してもらったら、ピピピピィとエラーが出る。何回、額のどこを指しても異常音である。そうこうしているうちに、後ろに別の客が来たので先に通す。外で冷ましてから再測定である。あらかじめ自分の手で測定し問題ないことを確認してから自分の額に当てるのだが、ピピピピィとエラーが出る。また、客が列を作っているので、横にズルとティッシュを渡されたので、汗を拭いて外で冷まして、三度目である。今度もピピピピィである。測定者は、ついに保菌者が現れたかというような困った雰囲気満載である。こっちは、こっちで遂に感染したかと、新しい感染者情報としてインタビューに答えている姿を思いう浮かべていた。この店にも入れずであった。

 半ばふてくされて外で待っていると、今度は体温計を持って来られた。脇に挟むタイプである。しかし、外で測定していると車の音がうるさく、終了の合図が聞こえないので入り口の一番遠くで待つ。ブザーが鳴ったので、数字を見ずに係員に渡すと、36度代であったので、中に入れた。自分は温度センサーを受け付けない特異体質なのであろうか?

 歩数は十分稼げたので、戻る。途中でモヨオシテしたのでコンビニに入る。店の人と目が合えば何か買って帰ろうと思ったが混んでいて目が合わなかったので、用を済まそうとしたら、貼り紙が目に入った。

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 オイオイオイ、ここは男用だぞ。これもコロナ対策だろうか。しかし、この下の鋏のイラストは何を言わんとしているのだろう。