■雨

 登山2日目で筋肉疲労が出る日であるが、朝から何ともない。そういえば、登山後に眠れなくなる、仮称”マウンテンハイ”も無かった。あのくらいは、登った中に入らないということだろうか。

 それにしても、今日は雨である。しかも冷たい。♪雨は夜更け過ぎに~、何に変わるというのか。♪冷たい雨にうたれて 街をさまようのだろうか。そうすると、♪雨に濡れながら佇むひとになる。間違っても、♪雨、雨、降れ降れ もっと降れとは言いたくない。

 今日は休息日に決める。しかし、そんなに長い間眠っても居られない。ヘタすると、夜に眠れなくなる。しばらくは部屋を喫茶店仕様にして本など読んでいたが、疲れる。テレビも面白くないので、音楽を掛けていたら眠くなってくる。そこで、昼食に出かけることにした。まずは、入浴であるが、自宅の風呂にするか、近くのスーパー銭湯に行って、会員価格でランチにするか迷ったが。自宅の風呂にした。いや、シャワーである。

 さて、昼食はどうするか。どこかへ食べに出るか、弁当でも買って来るかと迷ったが、インスタントラーメンを作ることにした。野菜をたくさん入れ、バラニクも4枚も入れて作ったら、インスタントとは思えない感じになった。もちろん、麺は固めにした。

 ついでにおやつも作ろうと、お好み焼きも作って置く。

 これでは、外に出る用事は無くなる。予定では雨は上がっているはずであったが、弱いながらも降っている。しばらく昼寝をしてから、近くの喫茶店にコーヒーを飲みに行く。

 今日使ったのは、コーヒー代だけである。たまには雨もいい。

■「経済学という人類を不幸にした学問」(副島隆彦著、日本文芸社、2020年)を読む。

「私たちの経済学は、現実に前でガラガラと崩れ落ちた。私たちは現実とぶつかって破産した。」

「現代の(アメリカが中心の)理論経済学は、誰も理解できないお経である。」

「経済学の終わり」

「日本人でそれほどの高い知能を持っている者はいない。」

マクロ経済学は、良く言えばそれほどには役に立たない。あらかさまに言うと有害だった」

「お金は、人間が汗水垂らしてようやく稼げるものだ~」

「貨幣数量説~とにかくお金が足りないから不況になるという理論である。」

「貨幣(お金、お札)を数量だと考えて、たくさん流通させさえすればいいと考えた。このことが大間違いであった。」

ケインズ~GNPは消費と投資によって決まる~有効需要の原則~」

「ヒックスの方程式~IS=LM~現在では~アメリカの大学院では教えないことになっている。ウソ八百の大理論だったことがバレてしまっているからだ。」

「宇宙の始まりのビッグバン(原始の大爆発)なんか有るわけがない。」

「作ったものは必ず売れるがセーの法則である。」

「経済学の新古典派~必ずものごとは均衡する~ところがケインズが均衡しないと言ってしまった」

「~論文に数式をいっぱい使う。訳が分からない。分からないのはお前の頭が悪いからだ~」

「今の経済学者たちは、きわめて難解な数式の山で書き表すことによって現実の世界が解明された、と自分たちだけでホメっこし合っている。」

「この100年間のアメリカとヨーロッパの経済学者で、優れていたのはケインズだ。ケインズだけが天才だった。それ以外は・・・・駄目だった。」

「人材紹介業~その本質は奴隷売買である。」

「比較優位とは~どんな貧乏な国でも、特産物があるでしょう。それを輸出すればいい、それなら国際競争に負けない、ということだけのことだ。バカみたい。」

「~最新技術を導入した工場で、後進国の労働者を低賃金でコキ使うほうが、ずっと生産性は高い~」

「~国内産業の空洞化のことをホロウアウトと言う。」

「企業に利益が出なければ、労働者をまとめて解雇して廃業すればいい」

「政府は労働者に(政府自身が大借金をしてでも)職を与えるべきである~ケインズ革命

「大企業は文学部を出た人間は雇わない。」

「カネ(お札)をバラ撒け。金利をゼロにしろ。それで株を吊り上げろ。そうしたら景気がいいように見える。それでいいんだ。国民なんか騙せばいいんだ。」

「マクロは滅びましたね。」

「~分かったふりはやめた方がいい。なるべく英語の原文に戻って読解すべきだ。」