割引券

■割引券

 今日は家人が出勤日のため、朝職場まで送って行く。帰りに買い物をしてから帰宅する。今日の予定は知人のTさんとのランチがある。この後、子供を送って行けばいいだけである。

 14時近かったが、知人のTさんに迎えに来ていただき、ランチへ向かう。聞くところによると、割引券のチラシがあったというではないか。自宅は新聞購読をやめたのでチラシは入らない。そして、店は蕎麦屋さんであった。連日蕎麦であるが、どうもない。

 割引券は3枚あり、自分は併用可能な2枚を戴いて、テンプラが無料になった。ここは、大盛りが普通盛りと同じ値段なので、大盛りを頼む。

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 少し庭木をあたった。サザンカは折れた枝にも花が咲いていたので、玄関の花瓶に活ける。その他は、外のゴミ箱に水を入れて活ける。

 実家の裏庭のシュロも平たくなっていたので、切る。イヌマキも曲がっていた枝を切る。切った枝を、シイタケの榾木の上にかぶせた。シイタケはもう食用可であるが、もう少し大きくしたいのと、小さいのがどんどん出てきている。 また、楽しみが増えた。

■「ア・ピース・オブ・警句」(小田嶋 隆著、日経BP、2020年)を読む。

「ただ、突然死する巡り合わせの人間だけが、歩けない日々を経験せずに人生をまっとうする~」

「日本を戦争、そして敗北と破滅に導いたこの組織の特色は、壮大な無責任体制になる」

「~われわれは責任を分散させるために会議を催している。」

「あるタイプの酔っぱらいはいつも未来志向だ。」

「豊かになった結果、少子化が進んだ」

「行き過ぎた個人主義

「われわれは、“起こっていることは良いことだ”と思い込んでいる。」

「この国では、会議は、むしろ“活発な論議”を封殺するために開かれる。」

「批判されても実行するから支持される。」

「~独裁者は、国民に待望され、国民の期待に応え、国民世論に背中を押される形で登場する。」

「~“経済効果”という言葉自体、“関係者が儲かる”ということであって~」

「~明らかにおかしいということがあっても、“おかしい”と口に出して言う人間は、共同体の空気をかき乱す存在として、煙たがられるわけなのである。」

「おっさん、爺さんには、横柄、尊大、偏屈、無愛想な個体が数多く含まれている~」

「~救いようのないおっさんの一番の特徴は、“他人の話を聞かない”ところにある。」

「自分で自分のカラダに無理をかけて自分の健康を損なう結果になってしまった自業自得の病人」

共謀罪のような“人間がアタマの中で考えている犯罪”~」

「~執筆家にとって、締め切りは圧迫のようでいて、実は福音なのである。」

「~文章を読まない人間が、読解力を磨くことは不可能に近い。」

「~今年の秋に62歳になる~その老人の目から見て~」

「人々に否定的なメッセージを与えるべきではない、とボブ・ディランが言ってたぞ」

「本当の地獄では、すべての人間が機嫌の良さを装っている。」

「大丈夫な人間の人生は、退屈に運ぶことになっている。」

「この世の中には、何かに怒っていたり、誰かを憎んでいたりしないと自分を保てない人々が一定数暮らしている。」

「多くの勤勉な日本人は、無駄な努力であっても何もしないよりはマシだと考えている。」

「~無駄な努力は人間を浅薄にすると思っている。」

「無駄な努力は有害だとも考えている。」

「文筆は、重苦しい仕事だ。」