1500歩

■1500歩

 家人は早出出勤であった。いつものように、職場に送り届けた後にセカンドオフィスへ向かう。子供からの連絡は11時ということで11時に帰宅する。しかし、起きてこない。そのうち、11時半と連絡が来た。車で待っていると、昼からとなった。

 そこで、昼食を作る。3食目の手打ちそばがある。大根おろしはなくなったので、長芋を買って来た。付けあわええにタケノコの煮物にする。これに、自家製のゼンマイも入れる。味付けは、単純で、砂糖、しょうゆ、みりん、白だしを1:1:1:1である。

 昨日の豆腐の半分も付けた。

 蕎麦は最悪であった。切れ切れになり、ザルには盛れないのでどんぶりに移す。とろろどんぶり蕎麦になった。しかし、見てくれに反して、味はいい。

 タケノコの煮物は少し硬かったがこんなもんだろう。失敗はゼンマイであった。アク抜きをしなかったためであるが、じわい、苦いでやっとかっと咀嚼した。

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 昼寝をしてから、次回の麺打ちである。蕎麦でも良かったが、ラーメンを打つことにした。5食分である。明日からのメニューが大変であるが、これが楽しみに加わった。

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 今日は風が強くで歩けない。歩数は1500歩で記憶の中では最低であった。

 まあ、天気が悪く、これ幸いに休息日になった。

■「狭い道」(山尾三省著、野草社、2018年)を読む。(その2)

「赤タブという材は、~シロアリが入らず、光沢がよいので~」

照葉樹林というのは、シイ、カシ、マテバシイ、ツバキ、フクギ、イスノキ、タブ等々の~」

「椎茸用の原木も同じで、十二月から二月の終わりまでに伐ったものでなくてはいけない~」

「~樹を伐る時には機械鋸(チェンソウ)は使わない。」

「チェンソウを長期間使い続けると白蝋病にかかることが判り~」

「すべての便利さを拒むことは出来ないが、出来るところでは歯止めが必要である。」

「欲がないということが大切である。」

「~春はツワブキの新芽の採集から始まる。」

「自然界にあってはどんな不思議も起こり得ることであり~」

「人を一人殺せば犯罪者となるが、人を百万人殺せば英雄となる」

「少ない薪で上手に有効に火を燃やすこと、これは山で生活する上での一つの鉄則である。」

「暴力は暴力によって滅び去らぬ~」

「化学肥料を使い農薬を使って農業をし、生産性を追求するくらいなら、僕は都会で喫茶店の親父でもやる方を選ぶだろう。」

「~仲の良い仲間達と共に、静かな様々な喜びを味わいつつ生きて行けば、それでいいのだ。」

「絵描きと詩人は最上の友である~」