修理

■修理

 自然に目が覚めたら4時40分であった。アイスオーレを作り、クラッシック音楽を掛けながら本を読む。6時になったので朝シャンをしてから扇風機の前でなごなる。

 朝食を作るのが面倒になり、身支度して7時前に家を出る。

 ♪雨上がりの朝~

 久しぶりにマックドに向かう。途中の公園では造園学校のS先生がランニングをされているのが遠目で見とれた。

 途中の家の庭木に見たことのない花が咲いていた。嬉しいねえ。

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 調べるとギンバイカという名前であった。別名はマートルとなっている。

 入店して、スマホから朝マックを頼む。包装紙が変わったなあと思いながらポテトをかじる。あれッ!サクサクで旨い。感動した!

 時計のバンドが切れてしまい応急処置はしたが時間の問題である。バンドのゴムの劣化なので針を通しても裂けてしまう。なんとか、不器用に糸でつながっている。もう交換だろうという思いもあるが、もう一回工夫してからにしようと、百均を回る。

 多分購入した店に持っていくと、こうなるだろうと想像している。

 「バンドが切れたんですね。お気の毒ですがこのタイプは交換できない型ですので、買い替えになります。」であろうか。我々はこういう時代に生きているのである。本体が壊れたのなら文句なく交換するがバンドが切れただけではシャクである。百均の製品をそのまま使うのではなく、加工して使うのである。2周したが、いいアイデアが出ない。そこで、カバンを止めるベルトを買った。3本で110円である。これにはマジックテープが付いているので何とかなろう。

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 これで、何とかなった。1年は持ってくれそうだ。掛かった金額は35円ほどである。昔はこういうのが普通であった。それが、金に目がくらんだ事業者により、ちょっと壊れて全部交換というシステムにすり替えられてしまった。

 次いで昼食である。少し涼しかったのでカレーラーメンにする。牛乳がなかったので、味噌カレー牛乳ラーメンが作れないので、ストレートである。付け合わせにウインナーを3本焼いた。知り合いの方からいただいたネギも大量に入れた。

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 前回の課題であった塩辛さは解消していた。やはり、和風だしを変更したのが良かった。麺を食べてから、ご飯を入れ全部平らげた。テレビを見ていると、麺がシコシコ、ツルツル、モチモチと言ってレポートしているが、それが普通ではないのだろうか。

 家人を迎えに行く前に公園を歩く。やっとクチナシの花が咲いてくれた。この花は、匂いである。やはり毎年嗅がないと落ち着かない。

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 旅路の果てまで着いてくるような匂いであった。

 定点観測しようと考えているスダジイの様子も確認したが、ドングリがない。落下したのか食べられたのか分からない。この公園には、カラス科のオナガが沢山いるので、貯食行動にはいったのか。まだ、熟していないのに。別の種子にしてやり直しである。

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 今日もカッコウが近くで鳴いている。カメラを忘れた。

■「仙童たち」(栗林佐知著、未知谷、2020年)を読む。

「天・狗と書いて“あま・きつね”と読んだようです。」

「~“賭けごとをして興奮せずにはいられない分泌物”~本人の意志とか性格の問題ではなく頭の故障だから、治療が必要なのだ。」

「~趣味と言ったら登山くらいである。」

「人間だったが、何らかの理由で山に入って暮らし、すっかり山の生物として自然にとけこみ、樹木のように長生きする者。」

「あの子はね、私たちの失敗作なんですよ。」

「逃げるのが正しいときだってあるさ。」