スマホ壊れる

スマホ壊れる

 久しぶりに静かな日常が戻って来たようだ。家人が休みなので、朝一にセカンドオフィスに向かう。風が涼しく感じられた。いい天気である。

 店に入ったがいつもの席が埋まっている。まだ、開店して数分しかたっていない。学生らしかったので、直ぐには空かないと思い反対側に座る。

 今日は祭日ではないようだ。間違える人もいるのではないかと興味が湧いていた。と、そこへY.O.さんが来店される。まだ、勤めている人である。いつもは挨拶だけで終わるが、こっちから声を掛けたら、用事があって休んだという事であった。

 常連さんは30分遅れて来店された。金沢での混雑情報が面白かった。

 今日は昼食を作るつもりでいる。昨日採取したムカゴでムカゴ飯は仕込んである。残りで、銀杏も混ぜてかき揚げを考えていた。天ざる蕎麦である。

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 ムカゴといえどお芋なので結構膨れたね。

 予報では雨であるが外はいい天気である。自然に昼寝をしてしまった。

 数日前からスマホの調子が悪いので店へ出かけて見てもらった。対応された方は、驚かれている。まだ、こんな古い機種を使っている人がいるということであったが、自分としてはまだ4年ほどしか経っていないという意識であった。既に修理期間終了しており買い替えしかないという。値段を聞いて、こんどはこっちが驚いた。数万円高くなる。そこで、格安スマホを検討してもらい。多少通信品質が悪くてもいいとほぼ決めかけていたが、最後に、メールアドレスが変わりますと言われ、断念した。

 仕方なく高いスマホで対応しておいて、G-mailへの変更を促し、格安スマホに変更という2段階にすることにした。2年ほどかかろうか。

 まったく、生活しにくい世の中になったものだ。

■「岸壁よ おはよう」(長谷川恒男著、山と渓谷社、2021年)を読む。

「~雪とともに歩く素晴らしさは例えようもない。」

「山は自己表現だ。」

「より困難なものを求めて山へ行く」

「登山はスポーツではない、スポーツを超えた現代の武道だ。」

「~朝、昼、晩と時間の許す限り、体力トレーニングを重ねていった。」

「単独登はんっていうのは、人間的に欠陥のある人がやることだよ」

「山登りでは、気を入れる時と気を抜く時のタイミングを、うまくコントロールしなければいけない~」

「~精神力を養うために、より激しいトレーニングを行うようになった。」

「~のんびり歩いていては筋力が向上しないと思っている~」

「~十時間のラッセル~」

「~首までもぐってまだもぐる感じだ。」

「思考能力がうすれてくると、楽な方、楽な方へと考えがいく。」

「身体はなんとか動かせても、精神的にうちひしがれたものはなかなか回復しない。」

「具体的には、山に行かない者は失格、能力もないのに人の尻馬にのってチャラチャラしているのもダメ、自分のポジションを守れない者もダメ、足手まといになったらやめる。」

「見て見ないふりをしない、それが山の仁義だ。」

「岩に触れ、山を歩くことによって、生きがいを見出し、仕事に、人生に、新たなる活力をもって生きようとしている~」

アルピニストにとって登山は人生である。」

「~人間の本質は弱いものだ。」