無題

■無題

 今日もありがたいことに予定はない。天気は不安定であったが、午前中は降らないようなので、朝一でセカンドオフィスに向かう。6時過ぎに出たにもかかわらず、7時の開店時刻には間に合わなかった。駅中の店なので混んでいる。

 気が付くと行列が出来ている。PCR検査センター前である。こういう施設があちこちと出来たが、人が入っているのは初めて見た。

 10時になったので店を出る。昼食の準備である。今日はスパゲッティの日である。

今日も試作である。先日、何気なくテレビを見ていたら麻婆ナスの作り方を放映していた。自分も作るので見入ってしまった。自分としては味の決め手はスープと考えていたが、テレビでは水を入れていた。しかし、違ったところが見つかった。自分は豆板醤と甜麺醤は同量にしていたが、テレビでは1:2にしていた。そこで、今回はこの方法で試作する。甜麺醤が無くなったので、瓶に水を入れて、周りに付いている分を溶かしこんで使う。果たして・・・・。

 見た目は悪いが、味は決まった。長らく麻婆の甘みが不思議だったが、甜麺醤の甘みと分かった。ほうれん草を入れたので、全体的に黒っぽくなってしまった。さんしょうは必須だなあ。

 満足な昼食後は昼寝である。雲行きが怪しくなって来たので、降らない間にフォレストの準備作業を行う。これで、3分の1である。また、採取にいかなければならない。

 歩数が足りてないので、第二部突入である。しかし、大粒の雨がポツポツと来たので、バスでアーケードに向かう。アーケードを往復すると2,200歩なので5往復で1万歩を越える。規定数に達したので、セカンドオフィスでくつろぐ。朝方よく来られた方が来ておられた。

 今日もいつもの一日であった。

■「人間の懊悩」(高橋三千綱著、青志社、2021年)を読む。(その1)

「γ―GTPが3千895ですよ~」

「破壊された肝臓は元には戻らない。一日中安静にして寝ているしかない。散歩もダメ」

「世間でいう勝ち組連中はケチなものだから~」

「~5年間の延命のために支払った治療費に見合うだけの人間的価値が、てめぇにあるのかと自ら懊悩しだしたからである。」

「健康にいい事など、何ひとつしたことがない」

「~“健康のために”と考えること自体、不遜なことであり、不健康の証ではないか~」

「退院してくると、壮年の男が老人になっていた。」

「~死ぬ前にしなくてはならないことを箇条書きに書き留めておいたのだが~」

「覚悟した私は、手術を断った。理由はふたつ、手術が成功しても私の体力は元に戻らない。たとえ真性ガンでもゆっくり死ねるし~」

「私の胃ガンは偽物だったのである。」

「いかに深く生きたか」

「~毎日、読書読書で学生時代に返ったようです。」

「74歳からの人生の見本たれ」

「死んだ人間は物体だから医学の実験材料にしよう~」

「だが一般人に殺人ストレスを撃ち込んだのは、“あなたの目の前にいる担当医”なのである。」

「馬鹿で人間哲学を知らない医者が患者を殺すのは、馬鹿でない医者だけが知っている真実なのである。」

「湧き水には、人の運勢を好転させる作用があるという。」