昭和

■昭和

 今日も家人を送って行かなければならない。朝食後、近くの公園まで歩く。まだ、花は咲いていなかった。

 帰宅後、別の公園を歩く。天気がいいので気持ちがいい。

 昼になった。今日は、ラーメンの日である。カレーラーメンの予定で帰宅すると、ご飯が余っている。こんなときは、チャーハンに変更する。今まで数回、溶き卵をご飯に入れてから炒めていたが、やはり卵焼きを作ってからの方がいいようだ。

 最近の失敗は具が多すぎるということであったので、今回は控えめにした。

 ご飯ものの場合は、スープが必要である。最後に黒コショウを掛けて完成する。

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 まあ、人様には出せないが、いつもの味である。

 少し昼寝をしてから第二部である。今日は先日確認しておいた喫茶店に行くことにした。天気がいいので気持ちがいい。サンダルでなければもっといのだが、明日当たりシューズを履いてみようかなど考えている。

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 店の中は薄暗かったが、直ぐに眼が慣れた。コーヒーカップはブランド物らしく豪華であった。おしぼりも付いて、お菓子まで付いている。BGMはクラッシックであった。

毎朝聞いている音楽も流れた。ソファーも懐かしい。

 この感じは経験がある。そうだ、昭和の喫茶店である。昔はこういう店が多かった。

 御多分にもれず、常連さんが大声で話している。聞きたくなくても聞こえる。面白い話で、これを聞いているだけでも時間が潰せる。サウナの場所を説明されていた。

 お客は、どんどん入ってくる。しばらくすると、煙草の匂いがしたので、気付かれないように振り向くと、煙草を吸っている方がいる。これで、終わったね。

 もう来ることはない。

■「馬鹿ブス貧乏な私たちを待つろくでもない近未来を迎え撃つために書いたので読んでください。」(藤森かよこ著、KKベストセラーズ、2020年)を読む。(その2)

「悪魔のような人間は実際に存在する。」

「凄惨な事件ほど、テレビドラマ化もされないし映画化もされない。」

「~報道されていないことは起きていないことだと勘違いする類の人々が大量に生産されてしまう。」

「この世界に悪魔はいない。話せばわかる。愛があれば大丈夫。環境が悪いのであって、人間が悪いのではない」

「~公的機関は仕事が増えるのを嫌がる。」

「三カ月以上の入院では病院側が健康保険点数上も儲からないように制度が変更されたからだ。」

「要するに感染しなければいいわけだ。感染しても発症しなければいいのだ。」

「“千人計画”とは、優秀な中国人科学者が留学先の欧米に定住することを防ぐ中国の最高頭脳流出防止計画である。」

「~年金生活者だから大丈夫ということはない~」

「日本はアメリカのATMであるといわれて久しく~」

「租税は、実は、物価を調整する手段」

「政府債務圧縮としての預金封鎖や新円切り替えが~」

「経済学も宗教であり、仮説、理論、理念そのものに引きずられる。」

「古典経済学や新古典経済学が主張するような“神の見えざる手”などは存在しない。」

「経済学という人類を不幸にした学問」

「コロナ危機による強制的経済活動停止のあとには、おそらく大恐慌が来る。」

「~直接に生身の人間を眺めて交流する機会というのは貴重だ。」