■森の寺子屋
今日は森の寺子屋の実施日である。しいたけ植菌を行う。なんと今月3箇所計画されており、第一回目になった。8時前に会場に到着して、設営などの準備作業を行う。
自分は、出前講座も担当するので、この日のために原稿を作って来た。
パワーポイントを使って説明する。森林の中での菌類の役割などを、生物五界説などを使って解説したり、まつたけとしいたけの違いを説明したり、きのこの生活サイクルも説明した後、しいたけの管理方法を解説したら、終わってから全員の拍手をいただいた。
講義の後は、植菌作業である。ドリルで穴をあける。
種駒を打ち込む。
終わった後に申請者の方からお土産をいただいた。恐縮である。
新聞社も来ており、明日の富山新聞に掲載される予定と聞いた。今年の森の寺子屋はマスコミを呼ぶ方針と県から聞いている。
終了後は、昼食である。久しぶりに、ウインナースパを作った。たぶん店のは辛い香辛料を使っていたと思うが、自分は豆板醤である。豆板醤の大瓶を買って来た。味は、まあまあである。ウインナーは入れ過ぎであるが、辛いのもたまにはいい。
今日は朝から歩けてないので、公園を歩く。桜は満開のようだ。花が落ちているので、ウソかと思ったが、アトリのように見えた。しかし、野鳥の名前も日ごとに忘れて行く。
立派なヤブツバキと桜の競演である。
帰宅後、フォレストの準備作業を行う。こういう作業を何度も繰り返さなければならない。
天気がいいので、いい季節になったものだ。
■「魂のさけび」(樋口 強著、春陽堂書店、2021年)を読む。(その2)
「がん治療で発症した後遺症によって、茶碗と箸が持てない、自分で服が着られない、歩けない。」
「半年以内の再発率90%、3年生存率5%、5年生存率は有効数字がない。」
「迷ったときは、“砂に入れ”。」
「~一日一回は空を見上げる生活をしたい。」
「木はヒビが入るほどに強くなり長持ちするという。」
「あるかないかわからない老後への蓄えよりも、間違いなく存在する今日を楽しく~」
「明日がやってくるのは当たり前ではない。」
「残念です。って、そりゃ、ないでしょ」
「~この富士登山とホノルルマラソンが強力な抗がん剤となったのです。」
「座布団というのは、真っ四角ではなく長方形だということをご存知だろうか。」
「~普通のことを普通にできることが一番の幸せ。」
「本当は金がないほうが知恵も勇気もでるんだよな。」
「~年を取ると記憶が飛ぶ日が増えるので一年を短く感じるんだってよ。」
「働くって、人間を輝かせてくれるんだね。」
「お前さん、死ぬまで働くんでしょ、仕事をして輝くんでしょ」