■梨の花
昨日はあまり行動しなかった為か、今日の体調はまずまずであった。今日の予定は、午後から梨の花を見に行くことにしている。梅、桜と来て梨である。
今日は出る時にゆっくり考えて出た。今日は不燃物収集の日である。空き缶を出した。6時台であるが、セカンドオフィスには10分ほど遅れることになった。この10分が大事なのである。指定席を取り合っている会社員の方は7時10分に来店されるので、確保できないことになる。入り口から見るとやはり、来店されていた。ところが、自分の席は空けてあるではないか。彼は、横の席に座っていた。どうやら、譲ったようだなあ。
まもなく常連さんが1名来店され、いろいろな話が飛び交った。
定刻になったので、帰路に着く。昼食であるが、今日はラーメンの日である。午後早めに出たいので手間がかからない冷やし中華にした。麺を茹でている間に、ゴマダレを作る。いりごまであるが、湿気を取るために軽く加熱する。しかし、ネギを取りに行く必要があり、ごまは焦げてしまった。まあ、いいか。スープギョウザも続けた。毎日でもいいな。
見た目は悪いが、味は満足であった。麺が無くなって残ったタレも飲んでいる。
梨の花を見に行く。
午後からひどく寒くなった。気温差が激しい。春で後見てない花は何だろうね。やはり、季節を感じるには花はいいタイミングになる。
■「作家は時代の神経である」(高村 薫著、毎日新聞出版、2021年)を読む。(その3)
「今日食べるものがない人や、雇い止めなどで住む場所を失った人びとの存在を具体的に思い浮かべられないからである。」
「~多くは社会の片隅に隠れて市井の眼には触れないが、そこには確実に飢えと絶望がある。」
「マイナンバー~個人の全口座をマイナンバーにひもづけして脱税を防ぐという~」
「現代の生活ではスマホを持ち歩くだけで知らぬ間に位置情報などのデータを業者に提供している~」
「~無関心と紙一重の無力感にすっかり慣れてしまっている。」
「~河川は溢れるもの、山は崩れるもの~」
「感染症と同じく、気候変動も人間の暮らし方を否応なく変えてゆく。」
「~多方面で目立つようになったこの国のIT後進国ぶりは、お粗末を通り越して一抹の侘しさすら漂う。」
「仏教では、人はみな生きられるうちは生き、死ぬときは死ぬだけのことだと教える。」
「年月は少しずつ確実に人の記憶を薄め、やがて自然消滅させてしまう。」
「~戦後一度も戦争をしたことがない日本の自衛隊に、自ら敵を攻撃する全般的な能力はあるのだろうか。」