いたち川

■いたち川

 朝起きたら明らかに疲労を感じたので今日は休息日にした。それでも、日課になっている朝のセカンドオフィスには行く。休日の早朝は非常にいい気持で歩ける。

 ひさしぶりに、いたち川沿いを歩いてから店に入ろうと考えた。

 これは先端に花が咲くので早くから覚えていた。イボタノキであろう。

 思わず目を見張ったね。一面、紫の絨毯である。向こう岸であったが、橋を渡って確認した。

 拡大するとナヨクサフジであった。前に見たのは、カラスノエンドウやスズメノウンドウの中にポツポツと咲いていた。これだけ群生するを初めて見た。

 道路に出ていつものセカンドオフィスへ行こうとしたが、駅の中にもあるのでこっちの方が近いので向かった。混んでいたね。

 見るからに危なそうな高齢者が入って来た。大きなトートバッグ3つを持ち、席を二人分確保して、ガラ携を充電している。自宅から持って来たと思われる新聞を広げて読んでいる。脇には折り込み広告が山のようになっている。席が狭いので椅子を通路に大きくはみ出させている。歩く時は、首を傾けてヨタヨタであった。

 帰宅後は昼食である。今日はスパゲッティの日である。マーボにした。炊き込みご飯は褒められたので、立て続けに作った。スープはギョウザの皮である。

 十分に昼寝をしてから第二部に向かう。

 庭木である。これは、なんだろうね。コバノズイナに近い。

 小腹が空いたので、軽食も頼む。ここのパンは旨い。

 まあ、いつもよりゆっくり出来たようだ。これで、ぐっすり眠れば回復するだろうか。

■「石を黙らせて」(李 龍徳著、講談社、2022年)を読む。

「復讐~それに備えて私は筋力トレーニングに励んだ。」

「酔って自分を失うのになんの得があんのか~」

「欲望に負けて自己肥大するような弱い連中とは、おれは違う」

「継続は力なり、じゃなくて、継続だけが力なんだよ、真実は」

「~石や夜空は吸収した声を忘れない。」

「すべてはむなしいと悟ることだよ~」

「勝手に宗教が横やりを入れて、勝手に許したり勝手に救ったりした気にならないでほしいね」

「苦しみがあるからこその現在です。」