宝達山

宝達山

 県内の山へ登ることでくさのさんと打ち合わせしていた。ところが、ピックアップ時点で、目的の山までの県道が不通ということを聞いた。くさのさんには頭が下がるね。自分の調査は不十分であった。ここで、思い出したことがあった。もう名前も忘れた方だが、ご一緒に登山をしたのであるが、途中道迷いが発生した。結果的には、無事到着できたのであるが、その方は、自分が下見をせずに登山をさそったので、遭難しかけそうになったと、会員の前で暴露された。当然、自分の名前も晒された。自分は連れて行ってもらうので何もしなくていいという考えである。そういう方は、山へ登らないで欲しいね。当然ながら自分はその方と二度とご一緒することはなかった。その場にはもう一人いたが、その方は、ちゃんと地図を印刷されて迷った時にも出来る限り努力されていた。

 ゆるい山の会でも同じである。当然ながら下見にかかる費用は当人の自己負担である。ああ、あほらしかった。

 出発直前での計画変更である。私の頭の中は、くさのさんが過去に登りたいと話されていた山を思い出していた。そこで、県外の宝達山を計画した。自分は、電車で一回、車で1回と2回登っているが、もう10年以上も前なので、ほとんど忘れている。

 案の定、自分の案内では目的の登山口には到着出来ず、頂上に到着してしまった。

 祠もある。

 今回は、宝達山登山ではなく、宝達山下山にしようなどを話していたが、いつもと逆であるが、集合写真を撮ってから下山してから登ることにした。

 ここから下山すると林道を登って来ることになるので、林道を下って、ここまで登ろうとした。

 この山は植生が豊かであると覚えていた。左右を見ながら歩く。

 景色のいい場所に到着した。

 これは、ヤマブドウのようだ。

 これは、分からないね。スマホではクララと出ているが、こんなところに外来植物などあるかね。

 シソ科らしいが、分からず。クルマバナとは違うだろうと思っている。

 これも分からず。これもシソ科だろうが、難しいね。

 これも分からず。あざみの仲間のように思っていたが・・・・。

 ヒメヤシャブシだと思っているが、カバノキ科の樹木である。

 これは、ミツバアケビのようだ。

 やっと登山口に到着した。ここから登ることにする。

 なかなか急登である。

 こんな感じの登山道である。登ったり下ったりを繰り返し長く感じた。

 これは、カヤの実であろう。

 くさのさんは、剪定ばさみを持ちながら、帽子は取って歩いて来られた。気温は高かったが、風が良く吹いてくれて気持ちがいい時もあった。

 木道もある。なんか、場違いのように感じた。

 これは、クルマバハグマのようだ。

 無事、下山後登山をこなし、汗を少し乾かして温泉場に向かう。急に決まったので、温泉も決めてあるわけはない。ナビで設定し近いところの順に回った。

 この温泉は良かったね。少しぬるめであったが、長時間浸かっていてものぼせない。風も良く通り、いつまででも居たい気持であった。名物の「北投石サウナ」にも入った。いろいろな病が治ると書いてある。

 この温泉には、備え付けのボディーソープが2種類ある。その中の一つはCOOLと書いてある。この石鹸で身体を洗うと、沁みるというのか、ハッカを擦っているようだというか、スースーする。これで上がれば良かったのであるが、その後、水風呂に入ったら、身体中がシビレルようになって、なにもかもチジミ上がったように感じた。きつかったね。

 温泉の後は昼食である。くさのさんが検索された。聞いた時は居酒屋のランチなのでちょっと不安気であった。

 ランチ用のメニューがある。まあ、こんなもんかな。自分は天ぷら、くさのさんは海老フライを頼んだ。

 席は、掘りごたつ式の個室であった。持って来られたのを見て、思わずアユは頼んでませんと言いそうになった。これは、なんなんだ。値段を間違っているのではないのか。

 くさのさんも驚いておられた。味も良く、量もあり、大満足であった。リピート決定の瞬間である。

 ワンドリンクがサービスで付いてくる。ジンジャエールにした。

 ここから帰路に着く。移動費の清算も兼ねてコーヒーショップのことが多いが、気温は34度を指している。そこで、かき氷屋さんに向かう。少し癒えたね。

 今日は、突発的な行動であったが、総じてうまく行った方だ。しかし、いつもこういう風になるとは限らないので、下調べはしっかりしておきたい。

 帰宅後、フォレストの準備作業を行う。