コルセット

■コルセット

 今日も仕事である。実は、昨晩電話があり9時始まりということであったが、後からもう一度電話があり、人がいないので、通称筋トレラインをやって欲しいので8時に出社して欲しいとあった。

 確かに、一箱25kgの箱、約3,000箱以上を6~8名でトラックから降ろしラインに整然と並べるのである。この作業量は筋トレ以外には考えられない。幹部の一人が来てないので、聞いたらダウンということであった。何人か潰れていくようだ。

 この作業の後に投入作業がある。自分も過去に腰を4回ほどやっており注意が必要であった。そこで、今日はまだ腰痛まではいってないものの、用心のためにコルセットを持参して職場に向かった。

 しかし、ここで問題が発生した。コルセットが利かないのである。締め付け感がないのである。まあ、ゆっくり調べれば調整することは可能であろうが、そんな時間はない。ダブダブのコルセットを付けて勤務に就いた。8時のスタートから汗でびっしょりである。この作業を一日中する人が6名ほどいるが、自分のように繁忙期の応援というのも何人かいる。幸い、自分は1時間で終わり、投入作業であった。

 終わったのが17時半ごろである。一時間早出してこの状態である。もう数日だろうと考えているが、品物がすくなくなったら、明日休んでくれということになる。

 今日は暑かった。昼休みは、ハンガーに汗でびっしょりの作業服を掛けて陽射しの当たるところで乾かしている。40分で充分乾く。

 飲み物は、当座用は700mlのお茶で、職場の冷蔵庫に2リットルのお茶を入れているが、今日は、全て無くなってしまった。お茶と塩分チャージは必須であろう。

 帰宅後も暑い。最近は、帰宅後、皮を剥いて冷蔵庫の中のタッパに入っている梨を食べている。この間まではスイカであった。梨が大量にある。先日、いつもお世話になっている人へ梨一袋を届けたらとなり、家人が持って行ったが、持って行った梨は持ち帰りで、別の新しい梨をいくつかもらって来た。

 今は幸水で痛むのが早いので、自分でも皮を剥いてせっせと食べようと考えている。

 コルセットの謎は、ウエスト周りが痩せたという結論であろう。最近、作業ズボンのホックが楽に閉まる。

 今日は月末である。先月までは歩数管理をしていたが、辞めたので歩数計は見てない。さきほど、久しぶりに見たら、8月の平均歩数は、10,585歩/日であった。意識しないでもこの程度なら、ずっとこの程度だろうという事がなんとなく分かった。

■「日本橋に生まれて」(小林信彦著、文藝春秋、2022年)を読む。(その2)

「おれが変な言葉を発しても、驚かないでくれ」

「~常に出ている人がいなくなってしまう世の中はおかしい~」

「先方に着いて少しして、私は生まれて初めて気を失った、初めてのことなので、私は安んじて暗闇の中にいた。」

「我が家のベッドで気をとりもどした私は、また、こっちの世界か、と舌打ちした。」

「彼がやったミスは、長男を店のアトツギにしたことである。」

「~商人だけはイヤだと思った。」

「好きなことをやるべきだ~」

「日本という国は“無責任体制”で“人間を不幸にするシステム”という~」

「極端に遅れた日本社会はどん底に向かっているのだ。そして、愚かしい政治家・官僚が日本を天国であるかのようにはやし立てている。」

「とにかく、ここ十年ほどで、日本は横暴、野蛮な国となり、なぜかオリンピックだけやりたがっている。」

「日本の社会は、遠慮がちに言っても、荒れ狂う嵐の中にいる状態だと思う。」

「とにかく。オリンピックとコロナ禍退治だけに専念すれば、平和な世の中がくると思っているらしい。」