■残す
今日も予定が無い。終日曇り予報なので、草むしりでもやろうかと一瞬考えたが、ダヤイが先に立って気力が起きない。結局、昨日の見逃し配信を視聴して朝食になった。
足は少し疲労を感じるが歩いていると和らいでいくようだ。最短のコーヒーショップは休みなので、次に近い店に向かう。結局、大半は眠っていたようだ。
昼になったので、スーパーへ行こうと店を出る。花が咲いている。特定外来生物のオオキンケイギクである。流石に、強いね。チガヤやコバンソウ、ツルニチニチソウも同居していた。
今日はスパゲッティの日である。どうして食べようか決めてなかった。ここで少し冒険することにした。カレー味である。それも、麺つゆなども入れたオリジナルである。
麺を茹でる時に多すぎたようだ。どうも食べ切れないので、スパゲッティの半分ほどは残してラップする。夕飯に回ることになった。味は、そんなに悪くはない。まあ、未知の味という表現がぴったりである。
昼食後は、家人と買い物である。3箇所回る。
そうして、図書館まで送ってもらい、そののち、喫茶店に入る。
今日は、昼寝をしてないので、全体的にボワーンとしている。雨が降りそうであるが、直ぐに止むと出ているので傘は持ってでなかった。久しぶりに、ゆっくりとした一日になったようだ。
■「出セイカツ記」(ワクサカソウヘイ著、河出書房新社、2022年)を読む。(その3)「貧乏人に複雑な味など必要ない~」
「次いで透けて見えるのは、あわよくばポジションを獲得して集金を行いたいというスケベ心である。」
「オシャレ~他人にどう思われようと、少なくとも自分はこれが着たい」
「お前に合う労働など、ひとつもない。我慢だけが人生だ」
「~“自分の好きな感覚”というアイテムを探ることだったのだ。」
「あきらめることは、重要だ。」
「この世には、楽に食べていける生き方など、存在しない。」
「いくら働こうとも、暮しが楽になるはずなどない」
「現在、鳥は恐竜であり、そして恐竜は鳥であることが定説とされています。」
「希望とは、希望の形をしているから、希望足り得るのである。」
「しかし、“小さくある”ということが、実は、これから先を生き抜くための重要な条件なのではないだろうか。」
「“怠惰”は七つの大罪のうちの一つに数えられるという。」
「現世はどうやら、絶望に満ち溢れている。」
「逃げるというのは、上等な態度だということだけは知っている。」
「生物界において、“仮死”とはひとつの生存戦略である。」
「お金がないことの苦しみよりも、無為な日々を延々と送ることの苦しみのほうが、数段上である。」
「すべてが善で形成されている人間など、この世にいるとは思えない。」
「我々の真なる敵は、強く理不尽な物言いで他社に劣等感を植えつけている者である。」