打ち合わせ

■打ち合わせ

 今日は暑くなると報じている。朝は、なんか元気であった。といっても、前が最悪に近いのでまあ、悪い方であろう。今日の予定は、クラフトについて会員とディスカッションすることになっている。やはり動きは緩慢である。

 朝食後、家人が出勤する前の時間でフォレストの準備作業を行う。まあ、少しずつなら進められる。

 打ち合わせ時刻が近づいたので歩いて向かう。2kmほど先のセカンドオフィスにしている。普通なら30分ほどで行ける距離であるが、1時間も前に家を出た。突然異変が襲う。ヘラヘラヘラと力が抜けて歩けなくなった。どこかの家の庭石に腰掛ける。そうして、ふたたび歩く。やはり、どこかおかしいのである。

 打ち合わせは有意義に進んだ。やはりこうした打ち合わせは必要であろう。自分よがりにならないように進んで働きかけている。

 帰宅後、エアコンと扇風機の前でなごなる。死を予期できたので、病院に電話をかけて明日の朝一で予約を入れる。コロナかもしれないので、車の中から電話ください、とのこと。数日前に検査して陰性を確認しているでは無いか!

 これは未経験であるが、おそらくこの世と別れるときには、全身に脱力感が起こりそのまま逝くのであろう。向かいのお宅に葬儀の札がかかっていた。52歳である。悲しいね。最後の会話は、きれいだねと実家のマサキの新芽を褒めてくれたことだった。

 自分の目的は、大病院への紹介状の交渉もある。果たして書いてくれるだろうか?

   家人を職場に送ってからなごなる。もちろん、エアコンは付けている。太陽パネルを乗せているので、日中は電気代はかからないと説明を受けている。

 今日も手抜きの昼食にする。スパゲッティの日なので、ケチャップ和えにした。しかし、全部食べることができなかった。食欲が沸かないのである。味は、ケチャップの味である。高級メロンも付けたが・・・・・。

 だらだらとテレビを見ながら昼寝のような時間を過すと16時になった。ここで、布団や洗濯物を取り込む。ここでも異変が起きた。布団が重く、連続作業ができない。一枚運んではなごなり、を繰り返す。10分もかからない作業に3倍以上かかった。

 もうすぐ17時になろうとしている。買い物もあったので、セカンドオフィスに来ている。太陽が沈んだら、少し涼しげになった。

■「巴里の雨はやさし」(小川征也著、作品社、2023年)を読む。

「~週に六日は禁欲生活を自分に強いねばならない。」

「人間、すぐそこに明かりがあれば生きていけるわ。」

「あの人はいつも死を覚悟して、きりっと生きたな」

「~次の構想をはじめた。といっても何も浮かんでこず~」

「僕はね、金は罪悪だと思っている。」