■走馬灯18
ぜんちの人生は幸せでした。
■「豊かさとは何か」(暉峻淑子著、岩波新書、1989年)を読む。(その3)
「金銭中心の文化は、人間の文明を亡ぼす。」
「欲望が充足されても、欲望は減退しない。」
「本当に飢えている人は食物の必要についてきかされる必要はない。」
「~政治も経済もが、効率のための効率を求めて走りつづけるなら、人間の理性に代わって、自然が人間を告発し、報復するだろう。」
「物質的貧困こそは、不衛生と病気、無知と精神の荒廃の原因だったのである。」
「~いかに自分らしい、よき人生を生きるか~」
「~人生の時間は有限である。」
「ゆとりある暮らしを求めて残業し」
「家族と食事ができない、ということは、家庭生活がなりたっていない~」
「~自分の趣味や、教養のための時間がなければ、人生は、ただ、働き疲れて、消耗していくだけのものになり~」
「~たった一回の残業拒否で懲戒解雇され~」
「働いている時間だけでなく、全生活、人生の全目標を企業に捧げなければ、勤労者の生殺与奪の権は、会社に握られているのである。」
「仕事が一番大事という世間一般の考え方から変えていかなければ終わりがないと思います。」
「夜勤生活をどんなにくり返しても、慣れることはなく、人間にとって生理的な昼夜の逆転は起こらないという。」
「日本は経済大国であるという。しかし、豊かな国ではない。」
「富を貯めるとは各個人の蔵にモノをためることではなく、大地を豊穣に、自然を豊かにし、自然の中に富を貯めることだ」