■走馬灯64
ぜんちの人生は幸せでした。
■「目で見るものと心で見るもの」(谷川俊太郎他、草思社、1999年)を読む。(その2)
「よい人生を生きることである。人生の意味と無意味を、自ら納得して生きる人生のことである。」
「じっさい、“考える”という人間精神の機能は、便利であることこのうえなく~」
「数万年このかた同じ人類なのに、“現代人”ばかりが、あれがないと生存できないというのはおかしい。」
「~薪割り、水汲み、飯炊きで終わる一日のほうが、いかほど健康か。便利さの弊害である。便利さは人を滅ぼす。」
「便利になればなるほど、人は、もっと便利がほしくなる。」
「便利なものは、必要がない」
「なんのために生きているかを考えずに生きているからである。」
「皆は食べるために生きているが、僕は生きるために食べている」
「簡単便利な臓器移植」
「便利さを享受する愚味な人々、ただ生存しているだけの空疎な人々、夢の近未来社会とは、要するにこれである。」
「足るを知る」
「現代人は、医者に判定してもらって初めて死ぬ気になれる」
「人間は、自分の人生を生きるためだけに生まれてきたんじゃない。」
「スピードとか値段とか数値化できるものにしか価値を認めないじゃないですか。」
「われわれアジアの文化とは、見えるものより見えないものに力点を置いている文化なんです。」