いきなり部長職

■「脳活習慣」(久保田 競著、海竜社、2013年)を読む。
 エッセンスが最初に掲げてあった。
「1日トータルで7時間の睡眠を確保する」
「規則正しい生活をする」
「脳にいい『ブレインフード』を豊富に摂る」
「一時記憶にかかわるワーキングメモリーを鍛える」
「週に最低1時間は有酸素運動を行う」
「美しいものに触れ、感動する時間を持つ」
「自分の好きな事をして、脳を喜ばせる」
 旅行は効果があり、60歳からはインドがお勧めとのこと。カレーの成分もいいようだ。睡眠時間は統計的に7時間の人が最も死亡率が低い。腹7分目かプチ断食か選ぶと良い。料理人というのは最大の「脳活職」である。脳は使えば良く働き、使わなければ働かなkなる。人間でも脳の一部が壊れたら、もともと別の働きを担っていた細胞が新しい経路を作って、壊れた部分に代わって働くことが明らかになりました。高齢になればなるほど、体を動かすのみ、なのです。

■いきなり部長職
あるブログからの抜粋である。
「これも企業にとって、勤続3年定年時代の新たなリスクヘッジの形といえるでしょう。いきなり高い重責を担わせて、それに応えられない人間は社内に居辛くなる。つまり、会社からすればあなたにこれだけ期待してポストも責任も与えた。あとはあなたが結果を出すだけだ、というスタンス。入社まもなくでそんな結果なんて出せるわけがないのですが、会社らすれば1000人雇えば、1人ぐらいはスーパーマンが混じっているかもしれない。そんな感覚で、中高年を部長職で雇う。
しかし、その99.9%は入社半年で会社を自ら去る。
部長職という身の程以上の肩書きを与えて、それに応えられない労働者は自ら責任を取って会社を去らなければいけないシステム。
つまり、いきなり「部長職」は、その労働者のやる気を引き出すという狙いよりも、首切りの際の責任の所在を明確にするための便利な社内システムというわけである。