朝日

■朝日

◎ふらふらと歩く通勤千鳥足   禅智  
 10日ぶりの出社である。朝日が眩しい。少しふらついているのが分かる。朝日が眩しくてふらつくのか、体調が戻っていないためにふらつくのか分からない。朝日を浴びたのは久しぶりのような気がした。

■「日本人はいつ日本が好きになったのか」(竹田恒泰著、PHP新書、2013年)を読む。
 さきごろ、市内の書店に来店されたのを見かけた。経歴を見てびっくり、旧皇族の方であった。おりしも集団的自衛権云々と騒いでいるので今読んでおくのが丁度いい。
「英紙『エコノミスト』が2009年10月2日に発表した調査結果によると、世界33カ国中、自国に対する誇りが最も低い国が日本だった。」
「ところで、米国がいう『民主化』とは、『精神的武装解除』を意味してる。」
「『日本書記』によれば、わが国の建国は、紀元前660年に神武天皇橿原宮に即位したことに遡る。そして、この見解は歴代の内閣が踏襲していて、日本は平成25年で建国から2673年を迎えたことになる。」
集団的自衛権とは、自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止する権利である。」
憲法戦争放棄を謳うだけで平和が守られるというのは、幻想に過ぎない。」
孔子いわく、『和』とは自己の主体性を保ったまま他者と協調すること、『同』とは自己の主体性を失って他者と協調すること〜」
「外交とは軍事力を背景にして初めて意味を成すものである。」
カルタゴでの教育は経済と商業が中心で〜〜教育を間違うと国が滅びることの典型である。」