サイン

■サイン
◎蟲の夜に寝込みを襲うこむら返り   禅智
 午前2時頃だと思うが、時刻は確認していない。それは、突然やってきた。左足の親指が反りかえり、ふくらはぎが痙攣している。こむら返り、カラス貝、痙攣などと呼ばれる現象だ。登山中は良くなるので、勢い筋肉を過剰に使うと起こるモノと考えていたが、睡眠中に起こるとは驚いた。大きな病気の前触れと家人は言う。このようなサインを見逃さずに適切に対処して行きたい。とは、いうものの何もできないことは分かっている。
 通勤路でリュックを背負った人2人がいる。とくに珍しくもないが、3人揃ってというのは面白い。

■「宝くじが当たったら」(安藤祐介著、講談社、2012年)を読む。
 だいぶ昔にも似たような本を読んだ記憶があったが、これは2年前に出版なので同じではないだろうと手に取った。この話は、真実なのか、取材によるものか、創作なのか分からない。公表したとたん、周りからたかられ身を滅ぼすという典型てきな話である。
「ぼくがまず考えたことは、〜日常を保つことだった。」
「物に対する執着がない〜どうしても興味が湧かない。」
「五十七歳〜と五十五歳の〜早期退職に応じて会社を去った。」
「お金が間に入ると立場に上下が生まれる。」
「つもりと結果は必ずしも一致しない」