まただ

■まただ
 生活が変わりそれに伴って様々な感動がある。最近の傾向として前に働いていた会社の元従業員に出会うことが多い。実は今日も出会った。
 24時間営業の店で語学を勉強していたら自分の名前を呼ばれた。Gさんであった。近くに勤めており偶然に寄ったということであった。
 公園を歩く。散歩、ランニング、犬の散歩など6時前から皆さん盛んである。向こうから学校の先生が走って来る。「何周ですか?」と聞くと「20周!」ということであった。自分も時間が出来たらいっしょに走ろうか・・・・・な?(健康運動指導士曰く、その腹で走ると膝を痛めるので腹を引っ込ますのが優先!)
 授業は難し過ぎて『バンザー〜イ』(お手上げ)状態であった。
 樹皮の色と枝の色はなぜ違うか?について、形成層の上に師部がありその上に樹皮がある。この形成層が若いとまだ完全ではないので師部と一緒になっており緑色を帯びる。それが年数が経つと茶系統になる。(ギブアップ!)
 キンモクセイは種を付けないのでオスしかない。挿し木で増やす。
 センリョウは、関東以南で富山では自生しない。千葉県が産地である。
 ハナミズキは、街路樹として植えられているが弱点が多い。アメリカシロヒトリが付きやすく、樹皮が薄く傷が付きやすく、10年で枯れ、剪定がやりにくい。
 解説でも名前しか説明できないような解説者にはなりたくないと思っていた。そのため、称名滝以外の解説活動は自粛している。来年は室堂デビューと考えていたが、まだ難しそうだ。あやふやな知識でお客様に接することは失礼を通り越して無礼になると考えている。
 そこで、入門編の問題を自分で考えた。
 (問)カヤ属のカヤ、イチイ、イヌガヤとモミ属のモミ、ウラジロモミ、ツガ、ドイツトウヒの区別方法を示せ。
 (熟練者の答え)見れば分かる。
 (ぜんちの答え)まず、枝の色を見る。緑色であればカヤ属、茶色はモミ属である。
         カヤ属の場合、握って痛いのはカヤ、そして握って痛くなく葉が不ぞろいであればイチイとなり、そろっておればイヌガヤになる。
         モミ属の場合は、葉の先端を見る。深く2つに分かれておればモミであり、小さく割れておればウラジロモミである。くぼんでおればツガとなり、尖っておれば、ドイツトウヒとなる。

 入学して図鑑の立場が変わった。これまでは、写真を撮って図鑑で調べることをやっていたが、こういう使い方ではいつまでたっても写真を撮ったという自己満足だけが残り植物の知識は身に付かない。だいたい、見ていない。肝心なところを見ていない。ただ、眺めている。そういう目で見た写真では限界がある。
 図鑑は、植物を詳しく観察してから照合し、説明書きで不足しているところを書き足しマイ図鑑にするように使うことであった。
 ホームページでいろいろな図鑑を作って自己満足をしている初心者を知っているが、これではいつまでたっても覚えれないなあと同情的である・・・・・・ん?