■無題
予定では家人は遅出であったが、コロナショックの影響で勤務形態が変わった。10時出勤なので、早朝から出かける。あまり集中できないので、早めに帰宅する。
昼は決めていた。今日こそは、あんかけうどんを成功させようと意気込んでいた。
これまでの失敗の原因は卵を入れたためであった。それと、餡の粘度が強かった。
まず、生しょうがを皮ごと擦り下ろす。餡は一さじごとに濃度を確認して調整する。
見た目は大分理想に近づいたが、餡が少ない。味はと食べたが、生姜が強すぎる。まあ、食べられないことはないが、汗がどんどん出て来る。器も吟味しなければならない。お椀型の方がいいようだ。今日で仕込んであったうどんは無くなってしまった。
ここで、知人からお誘いがあったが、子供の面倒を見なければならず、次回回しになる。
テレビを見ると、外出自粛の画面が出っぱなしである。そこで、接触はしない公園の散歩に出かける。驚いたね。小学生や高齢者がたくさん身体を動かしている。
既に、休職の話も入って来る。自分のような現役を離れた人間に入る情報はタイムラグがあるのが普通である。
■「ジェリー・フィッシュ」(雛倉さりえ著、新潮社、2013年)を読む。
「さみしいものってきれいでしょう」
「わたしにとって本は逃避だった。」
「いじめっ子は、感受性が乏しいのです。ひとの痛みも、悲しみも想像しない代わりに本当の喜びも知らないまま、周りに流されて生きているのです。」