年末

■年末

 家族は予定していたGOTOトラベルが今日から中止になったので、申し込んでいたのは中止して、別の温泉を予約した。そこで、送っていくことになった。

 昼近くの出発だったので部屋で過ごす。先ごろ、ナッツ類の入っているお菓子を買って食べているが、包装には”手軽にナッツ週間”とある。この商品は安売りの店で買ってきたものだ。そこで、妄想が始まる。恐らく”~ナッツ習慣”としたかったのではなかろうか。誤字のまま印刷されてしまったので安売りの対象になったのではと思った。まあ、週間でも意味は通じるが・・・・・。
 昨日、ベルトのバックルが壊れた。2列タイプの片方が取れてしまった。見て見ると金属部分が取れて抜けてしまったようだ。少し前なら新しく買い替えているところであるが、無駄は出来ないので、修理方法を検討する。そうして直した。まあ、正規な直し方ではないが、しばらくは持とう。

 実家の裏庭へ行くと、キノコが5mmほど出ている。これは楽しみが増えたね。フォレストリーダーでは、今後シイタケの植菌事業は中止になったので、貴重な体験になる。中止の理由が、木を伐る人が辞めたいと言って来たというらしいが、そんなもん、少し経験があれば誰でもできるだろうが、と思う。詳しくは聞いてないが、ここで妄想すると、前置詞に”安く請けてもらえる~”が付くのではないか。だいたい、コナラの木なので、直径100mmから150mmを長さ900mmに切ることなど、道具があれば経験者ならできるだろうにと思う。募集していたら応募してみたい。

 いつもは見ないテレビを見ていると、訳が分からない。数字のグループがいるようだ。昔、フォーリーブスというグループがいた。4枚の葉という意味で実際4名であった。しかし、なんとか48とか46とかが出て来て、テレビに映るのを見た時に人数を数えるのであるが、画面の変わり方が早くてなかなか数えられない。でも、48人なんていないようだ。そうこうしていると、”二十”と聞こえるグループが出て来るようだ。正確にはNIZIUと言うらしいが、何語かも分からない。しかし、9名しかいない。20人おれば覚えられるのにと思うが、一人一人の区別が付かないので、チャンネルを変えてしまうのがせいぜいだろう。なんとか48でも、やっと名前を思えたと自慢したくなったら、卒業ということであった。なぜ、卒業というのだろう。退会が正しいのではないか。
 家族を乗せて、小矢部へ向かう。高速道路を使用する。ちょうど昼になったので、いっしょに昼を食べる。ここは、登山後も寄っている施設である。前におむすびの有名な施設があるので、ここで済ます。

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 家族を降ろして、一般道で帰宅する。今日は雨が降らないようなので、門松を作ってしまおう。竹を入手したが、縄などがない。中古品で間に合わす。30分ほどで完成と思いきや、1時間ほども掛かってしまった。今年のは30点であろう。

 見たい人がいるので、アップする。(笑ってください。)

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 正式には、松竹梅を入れるのが正道である。しかし、自宅の庭の木だけで神様をお迎えしようと考えた。なんせ、只である。これでも、モチ、シロダモ、イヌマキ、マサキ、ナンテンが入っている。

■「窓辺のこと」(石田 千著、港の人、2019年)を読む。

「仕事は、毎日三枚。」

「どこにいってもいい。なにをしてもいい。」

「~なんでもひとより三年遅い。」

「財布の中の五百円玉は、ぜったい使わないで入れること。」

「花を束ね、こころを束ねる。」

「~朝のりんごは金と等価の栄養と覚えてきて~」

「点滅している信号は、走らないこと。」

「勝負とは、ここに尽きたりと思ったところにこそ、真のふんばり土俵がある。」

「脳が疲れれば、腸も弱る。」

「だんだんと世の時計からはずれていって、このごろでは旧暦で暮らすくらいが、心身しっくり、ちょうどいい。」

「旅たちは、やはり春がいい。」

「休みの日は、何も決めない。なにをしてもいい。しなくてもいい。」

「日ごろお酒をのむひとたちは、本好きが多い。」

「ひさしぶりの死者たちはよく話すので、耳がくたびれる。」